ぴぐすてぃの思い出

私は洋服が大好きだ。

月の給料の大半は服に費やすし、タンスに入り切らない服だらけの部屋に生存している。

そんな私だが

彼氏にももちろんそれなりのオシャレ感を求めてしまうとこはほんとに悪いところ。

ええ。わかってます。

強要はしないようにしてまっせ、、

つー話でふと思い出しました。

そう。

事件がおきたのは

古着屋ピグスティ。

ビンテージ品が多くて靴とかカバンとか結構かわいいんですよ。

店員も優しいし。

イケメンだし。

ヒゲロン毛だし。

たまらん。

だいてくれ。←

じゃねーよ←

そう、そのピグスティなんですが

前に付き合ってた彼氏が行きつけだと。

名前なんていちいち覚えてない私は

へー、ふーん。

みたいな感じで、、。

とりあえず知らずについていったわけ。

近づくにつれ嫌な予感がするわけ。

あれ、あそこ、、私も行きつけだ。

と。

店着いた瞬間

両手を広げ紹介するんだ。

ここがピグスティ！！

と。

あのときのどや顏忘れられない。

近づいてきた店員が

彼を無視して

あれー！鈴木ちゃん久しぶり！

てゆってきた瞬間の彼の顔も忘れない。。

気まずそうに笑う私のことなど気にもかけずに店員が続ける。

鈴木ちゃん最近こなかったじゃーん！え？こちらは彼氏？

はじめまして！

行きつけってゆってたのにwwwww

はじめましてwwwww

一応フォローをいれてみる。

よくきてるそうですよ？笑

と。

あ、そうなんですか！

そうなんですかてwww

もう一度言おうか。

行きつけwwwwwwww

気まずそうな彼はおもむろにジョンブルに売ってそうな靴を手にした。

これ、前から狙ってたんですよ！

行きつけだからね。

狙ってたんだ。へえ。

それ、私予想では5万すると思うけど。

はいてみたら？

と促す私。

にあいますよー！

と店員。

値札がこちらを向いた。

8万。

誕生日を二週間後に控えてる私は思ったんだ。

今日、、私の誕生日プレゼント探しにきたんじゃなかったのか？と。

店長はさらに続ける。

えー！まじめっちゃ似合いますよ！鈴木ちゃんも思うでしょ？？

うわ、、振られた。

え、、ああ。そうだね。

かっこいいと思うよ。

いいものそうだし。

店長

ほらー！彼女さんほめてるじゃないですか！これはほんといい品だし、これでこの値段ですからね！一生ものですよ！

とゆわれ値段みた彼氏の顏。

マジかよ！

て顔にかかれてたよねw

目が泳ぐ彼氏。

でも狙ってたってゆっちゃってあとには引けない彼氏。

ちょうどそのころ靴に目がいってた私。

違う店員に履かせてもらって

可愛い可愛いゆってた私。

なぜかレジにいる彼氏。

買うの？！！！！

はい。8万の靴ご購入です。笑

買ったよね。笑

いやいやまてまて！www

お前、、革靴とか履いたことないだろうが！

いつもスニーカーだろうが！

と思ったけど、まぁ人のことだし。

欲しかったんだろうなって思ってシカトしてたの。

店から出て、

長く使えそうだね。

とねぎらいの言葉をゆってやったんだ。。

まぁ、、

前から狙ってたしな。

うん。そっか。

でもね。私がサンローランの靴みてるときに店員のイケメンがゆってたよ。

あれ、

昨日はいってきたんですよ！！

かっこいくないですかー！？

て。

前からは狙えなかったんだよ。

ゆわなかったけど。笑

行きつけだからね。

昨日もきたのかもしれないし。

行きつけだから。

行きつけ。

そう、こうして彼は私の誕生日目前に見栄をはったばかりに痛い目にあい

そして私にもふられ←

残ったのは8万の革靴。

そう。

8万の革靴。

一生ものの買い物はそれなりのリスクを伴うと学ぶ鈴木。

w

まぁ一生ものなのかもわかんないけどねwww

とりあえず伊勢丹あたりで買ったくつにラバー張り替えたやつのが長くもつんじゃないのかな？

て思ったけどね。

言えなかったけど。

仕事いってくる。